消費生活センターとは
消費生活センターは「消費者センター」とも言われており、主に商品やサービス等の人々の消費生活全般に関する苦情を受付しているところになります。こちらの消費者からの苦情や相談は主に専門の相談員が対応しており、公正な立場で処理を行っています。
消費生活センターに連絡する場合
相談する際は、居住地の消費生活センターを利用するというのが一般的となります。
どこに電話すればよいのか分からない時
その時は『188』に電話をかけてください。『いやや』と覚えておけば良いでしょう。こちらの消費生活センターへの電話を「消費者ホットライン」とも呼び、全国の統一の電話番号となっています。
消費者ホットラインについて
消費者ホットラインは、だれもが気軽に相談出来る電話窓口として開設されたものです。都道府県の消費生活センターが空いていない時も、相談することが出来ます。
受付の場合には、氏名、住所、電話番号、性別、年齢、職業を聞かれることになります。匿名での相談は出来きません。
その他の業務内容
消費生活センターでは被害者拡大防止や、生活の役に立つ為のパンフレットのビデオの作成も行っています。また、商品テストなども行って、ホームページ上で公表しています。
その為、これから購入する商品などに不安がある方は調べてみると良いでしょう。
相談できること
消費生活センターではまず、消費者が悪質商法によって被害を受けた場合に相談できます。
例えば、マルチ商法や詐欺に引っかかってしまった時です。
他にも
- 商品購入のトラブル
- ネットショッピングでもトラブル
- 交通事故
- 悪質な訪問販売
- クリーニングでのトラブル
- 子供が購入した商品でケガ
等、消費生活に関する相談全般に応じています。
最近の消費生活センターで多い案件
架空請求やオレオレ詐欺に関する相談が増えているようです。またコロナウイルスに関する、対策グッズのトラブル、給付金詐欺も多くなっているようです。
準備して電話しよう
消費者センターに電話するにあたって、あらかじめ準備しておくべきものがあります。
例えば商品購入に関するトラブルの場合は、契約日、商品名、金額を伝える必要がありますので、領収書や明細を準備しておくとスムーズです。
どのような対処をしてくれるのか
消費者の相談内容によって、問題解決の為のアドバイスを無料で受けることが出来ます。その他にも情報提供や、必要に応じては斡旋もおこなっています。
また弁護士を紹介してもらうことも可能です。
クレジットカード現金化は相談できるのか
もちろんクレジットカード現金化でのトラブルも可能です。年間100件ほどの相談があるようです。その為、豊富なデータもあることでしょうから適切な処置をしてくれる可能性があります。
クレジットカード現金化はカード会社から禁止されている行為ですので、カード会社に相談はしづらいものです。
また、弁護士に依頼するとしても、少額では対応してくれなかったり、余計に経費が掛かってしまいます。そのような時に気軽に相談できるところが、消費生活センターです。