年会費有料と無料の違いについて
クレジットカードには年会費が無料のものと有料のものがあるのは、皆さんご存知だと思います。今回はそれぞれのカードの特徴などを見ていきながら、どちらがお得なのか考えてみたいと思います。
年会費無料のメリット
これはやはり、費用がかからない点です。年に一度の支払いを気にすることもありませんし、お試しでとりあえず作ってみても損をすることはありませんので、気軽にカードを作ることができます。
デメリット
年会費有料に比べて、ポイント還元率が低かったり、サービスが劣る点が挙げられます。
またクレジットカードはステータスの象徴とみられる場合もありますので、そういうときにはやはり有料のものに比べて見劣りしてしまうでしょう。
しかし、クレジットカードに決済機能しか求めない方であれば年会費無料のカードで十分です。クレジットカード現金化で活用される方も、ほとんどの方が問題ないことでしょう。
ポイントも付く
またポイント還元率も有料のものよりは低くてもゼロではない場合がほとんどですので、その恩恵も受けることができます。
会計の時に他人が出すカードの色が気になる人は、ある調査によると80%以上いるようですが、そこは考え方次第でしょう。年に数千円から数万円の年会費を払ってゴールドカードにこだわるのか、とにかく無料にこだわるのか、人によって考えが分かれるところだと思います。
注意点
年会費無料は初年度だけで、翌年からは発生するものもある点です。エポスカードなど永久無料のクレジットカードは存在しましが、ほとんどのカードが翌年度も無料にするには条件がありますのでご注意ください。
年会費有料のメリット
年会費有料のクレジットカードのメリットは、無料のカードと比べてポイント還元率が高い点や会員サービスが優れている部分が挙げられます。
ポイント還元率の違い
例えばドコモのdカードGOLDは年会費10,800円ですが、スマホやドコモ光の利用料金の10%のdポイントがたまります。月に1万円くらい利用していれば、年会費分は取り戻せる計算です。
無料のカードの場合は還元ポイント率1%ですので、大きなメリットと言えるでしょう。
クレジットカード会社によってそれぞれ無料のカードと有料のカードのポイント率の違いはありますので、詳しくはそれぞれのカード会社のホームページをご覧ください。ご自身が年間どの程度クレジットカードで決済するのか考えて、それが年会費と見合っているのかよく比較することが大切です。
サービスの違い
またゴールドカードには、会員サービスとして空港ラウンジを利用できるものが多いのですが、これも大きな魅力の一つです。フライトまでの待ち時間を、広い空間でゆっくりくつろいで過ごすことができるというのは、飛行機での出張が多い方にとっては年会費に代えられないメリットかもしれません。
保険完備
さらにゴールドカードには無料で傷害保険が付いている場合も多くあります。
年会費無料のカードにもついている場合がありますが、一般的にゴールドの方が補償額は大きくなっています。
あとはやはり、そのステータスもメリットの一つと考える人が多いのではないでしょうか。人前で会計するときの注目度と年会費を、天秤にかけて考えてみてください。
お勧めのゴールドカードをご紹介
三井住友ビザカードゴールド
年会費10,800円
- 国内主要空港でラウンジが無料で利用可能
- 一流旅館・ホテルを厳選した会員制宿泊予約サービスを受けられ、さらに3千円割引
- 海外・国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
- ショッピング補償(最高300万円)
- 本会員・家族会員以外の家族にも海外旅行傷害保険が付帯
- 通常カードの2倍のボーナスポイント
- 医師への24時間・年中無休の無料電話相談
等のサービスが可能です。
アメリカンエキスプレスカードゴールド
年会費31,320円
- 家族カードの年会費が1枚無料
- 空港ラウンジが無料
- 海外旅行でも無料で24時間電話サポート
- 高級レストランでも半額
等のサービスが受けることができます。
何よりもアメックスゴールドは女性受けが抜群です。
ダイナースクラブカード
年会費23,760円
こちらにはゴールドカードというものは存在しません。これを持つだけでステータスがあるカードです。
- 高級レストランで1名様無料
- 空港ラウンジ、海外サポート無料
- 海外時の傷害保険やショッピング保険が手厚い
- 高レートでマイル交換できる
等のサービスがあります。
このように、先にご紹介したようにあなたの使い方次第で、すぐに年会費分くらい取り戻すことも可能です。
クレジットカードはとりあえず持っているけど使用頻度の少ない裕福な方は、ゴールドカードを使用すると多くのメリットがあります。
特に彼女の前やお目当ての女性の前でお会計する時に、きらりと光るゴールドカードを出せばその後の展開が違ったものになるかもしれません。最近はいくら現金を持っていても、女性は信用してくれないものです。そう、クレジットカードはステータスですので、無料のカードとしっかりと比較検討して、あなたに最適の一枚を選んでください。