クレジットカード会社はなぜ現金化を禁止しているのか

クレジットカード会社が禁止している理由

クレジットカード現金化は、クレジットカードの利用規約に禁止だとわざわざ明記されております。

返済能力がない方が利用するため

逃げる男

なぜ禁止しているのかというと、クレジットカード現金化が無審査のため、返済能力がなくても利用できてしまうからです。仮にカード会社が現金化サービスを行っていたとしたら、禁止していないことでしょう。それは、カード会社が審査できるので、返済能力がない方には現金化させないからです。
しかし、無審査で利用できますので、中には返済できない方も出てきます。
そうなると、カード会社は利用者との契約を破棄して、使用額を回収することになります。それでも回収できない場合は裁判です。
しかし裁判で勝訴したところで、お金のない方からはどうしても取り立てる物がありませんので、結局はカード会社は泣き寝入りするしかないのです。
カード会社としては本来、現金化でもカードを使用してくれた方が利益となるのですが、このような返済できないケースが多々ある為、リスクのあるクレジットカード現金化を禁止しています。

カード会社としては普通に使用してほしい

パチンコ

また、クレジットカード現金化の利用者が破滅に向かうように誘発している点も挙げられます。
現在、クレジットカードは18歳から所持できる一般的なものです。普通に使用していれば、使いすぎるケースは多くありませんが、現金化を利用してしまうと、キャッシングの様に無駄に使いすぎる恐れがあるのです。
例えば、パチンコや風俗などの遊興費です。クレジットカード現金化の利用者はこのような、カードが使えないお店で利用される方も多く、依存性の高いパチンコなどにクレジットカードを利用されると、結果的に破産してしまう恐れがあるのです。

悪徳業者から守る為

犯罪者

また、クレジットカード現金化業者に悪徳業者が存在する部分も禁止する理由の一つです。
カード情報を盗まれてしまい、悪徳業者から使用されてしまうと、カード会社が負担する可能性も出てきます。
現金化目的であれば、もちろん負担するのは利用者ですが、カード情報が流出してしまい、どこかの犯罪者に使用されてしまうと、保険が適用となる可能性があります。そうなってしまった場合はクレジットカード会社にも被害が及ぶので、禁止事項としているのです。