カードローンの仕組みと利息について

カードローンとは

カードローンは個人融資向けの商品です。もちろん審査はありますが、無担保、無保証で作ることができ、自由に借入返済を行うことができます。

使用目的は不要

住宅ローンやマイカーローンなどとは違い、生活費や商品の購入など色々な使用用途で活用することができます。

カードローンの種類

銀行系、消費者金融系、信販会社系の3つがあります。

クレジットカードとの違い

クレジットカードに一部付帯するキャッシング枠はよく似ていますが、カードローンではありません。カードローンの方が低金利で、借入可能額も多くなっております。
その為、長く利用するのであればカードローンの方がおすすめです。

カードローンの使用方法

カードローンは決められた利息を支払うという契約の元、いつでもATMなどからカードで借入ができます。
利息は金融会社によって異なりますが、利息制限法で上限が決まっていますので

10万円未満は年利20％まで
100万円未満は年利18％まで
100万円以上は年利15％まで

となっています。

カードローンの利息について

カードローンの利息は借入期間によって決まります。

利息の計算方法

そのため、利息計算をする時は年利に借入期間に応じた割合を乗じて計算をします。例えば、10万円を年利20％で30日借りる場合、次のように計算します。

まず、1年間の利息を算出します。10万円×0.2と計算をして1年の利息を出すと、2万円ということになります。1年は365日ですから、2万円を365で割り、1日あたりに生じる利息を算出します。そうすると、約54.8円ということになります。
そして、一日当たりの利息に借り入れた期間を乗じて算出します。この場合30日借りるので、20,000÷365×30で約1644円となります。
したがって、30日後には10万1,644円を返済することになります。

すぐに完済した方がお得

しかし、1か月で完済できずに1万円だけ返済したとしても利息は変わらず1,644円が掛かりますので、毎月1万円を借りては返すを繰り返すと1年間で約1万6440円もの利息が掛かることとなります。仮に借入をせずに1万円ずつ返済して行っても、元金は8,356円しか減りませんので、その分毎月の利息も少なくなりません。
このように完済までの期間が長くなれば利息も増えますので、融資を受ける前には返済期間についてしっかりと念頭に置いておくことが大切です。

金利は金融会社によって異なる

金利は各社違いがありますので、カードローンを作る時はできるだけ金利の低いところを選ぶ点がポイントです。公式サイトなどで金融会社の金利を見ると〇％～〇％と記載されていますが、一番低い数値は借入額が多い場合です。その為、一番高い金利を見て比較すると良いでしょう。
また一般的に大手銀行のカードローンは金利が低く、消費者金融系や信販系は高い傾向があります。