カードローンと言えば消費者金融だというイメージがありますが、最近は銀行カードローンもテレビCMなどで放送されていて気になる方も多いかと思います。そこで今回は銀行カードローンと消費者金融系の違いについて説明してみたいと思います。
金利の違い
銀行カードローンは銀行が行っているカードローンで、全体的に比較すると消費者金融のカードローンよりも年利が低い傾向があります。
銀行カードローンが一番低金利
消費者金融系が約3.0~18.0%くらいなのに対し、銀行カードローンは約2.5~13.8%です。
銀行カードローン | みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
; | 三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
; | 三菱UFJカードローンバンクイック | 1.8%~14.6% |
消費者金融系のカードローン | アコム | 3.0%~18.0% |
; | モビット | 3.0%~18.0% |
; | アイフル | 3.0%~18.0% |
上記の様に少額の借入では約4%も違いが出てくるのです。
消費者金融系は無利息サービスがある
しかし、消費者金融のカードローンには初めての借入に対して無利息サービス期間が設けられているところもあります。
無利息サービス期間とは、ある決められた期間の利息が0円になるサービスのことです。一般的に多い30日間の無利息サービスであれば、30日以内に返済を行うことで金利が0%になります。
無利息期間の注意点
ただし、金融会社によって契約日から無料サービス期間が発生しているところもありますので、借入した時ではない部分に注意してください。
このサービスはジャパンネット銀行や一部の地方銀行のカードローンでも行われていますが、消費者金融系で多く行われているサービスです。
しかし、金利面から有利なのは銀行カードローンに間違いありませんので、金利を重視する場合には銀行カードローンがおすすめです。
審査の違い
ただし、銀行カードローンの方が審査は厳しめです。
審査難易度の違い
銀行カードローンでは
- アルバイト・パート
- 自営業
- 新入社員
- 他社借入がある
以上の方は消費者金融系よりも、審査が通りにくくなっています。
審査時間の違い
銀行カードローンの方が、審査時間も長めだと言われています。審査の際に警察庁データベースへの照会がありますので、早くても翌日となります。
一方、消費者金融系は審査時間が最短30分というところもあります。さらに、申し込んでから僅か40分で融資(銀行振り込みの場合)まで完了する業者も多くあるのです。もちろん、審査状況によって変わってきますが、融資スピードを重視するなら消費者金融にアドバンテージがあります。
銀行カードローンは総量規制が影響しない
一方銀行カードローンのメリットと言えば、総量規制の影響がない部分が挙げられます。総量規制は貸金業者の規制を目的として、融資申込者の年収の3分の1を超える借入ができないようになっているのです。
そのため、貸金業の消費者金融はこの法律が適用されるのに対して、銀行系は適用されないのです。
どちらがおすすめか
以上の点から借入するのでしたら、銀行カードローンの方がおすすめです。仮に銀行系が審査不通過しても、銀行傘下の消費者金融系を紹介してくれたりもします。
最近は大手の消費者金融は銀行傘下となっているところがほとんどですので、まずは銀行カードローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。
また、審査に自信がない方はノンバンク系のアイフルが通りやすいと言われておりますのでご参考にしてください。