闇金には決して手を出してはいけません

違法な金利で取り立てを行うのが闇金

取り立て

消費者金融などの貸金業者は、法律に沿って営業しています。金利に関しては利息制限法を、契約や催促などについては貸金業法を遵守することが義務付けられております。
その為、どの業者を利用しても利息制限法を超える金利で請求されることはなく、違法な取立てをされることもありません。
しかし、世の中にはこのような法律を全く無視して営業している貸金業者が存在します。それが闇金です。貸金業を行うには、財務局長または都道府県知事の登録を受ける必要があります。これを受けていない貸金業者は全て闇金だと言うことです。

闇金の特徴

闇金は認可を受けていない業者なので、法律を無視した高金利での融資を行っています。正規の貸金業者では最高でも年利20%と利息制限法で定められていますが、闇金は1週間で20%などという金利を平気で請求します。これは年利にすると1000%にも届いてしまう、とんでもない金利となってしまいます。

強引な取立てを行う

また闇金は必ず返済させるために、強引な取り立てを行います。
しつこく電話してきて、出ないようであれば家族や職場にも電話してきます。以前に比べて、自宅や職場まで押し掛ける行為は即警察から逮捕されるため減ってきてはいますが、暴力を振りかざすような脅しの電話は、今でもあります。

最近の傾向

反社会的勢力

最近は、強引な取り立てを借入した闇金業者以外、例えば反社の方等に依頼して行っている場合もありますので、ある意味昔よりも危険になっているともいえるでしょう。

闇金は利用しない

ダメ

2006年から施行されている現在の貸金業法で、正規の貸金業者として登録を行うには、自己資本が5000万円以上あることが条件になりました。これによって、それまではきちんと消費者金融として登録を行っていた業者が免許を更新できなくなり、廃業して闇金となったケースがあります。
そのような元はきちんとした消費者金融だった会社の場合、金利等もほとんど変わりなく利用できますが、それでも闇金には変わりませんので利用しないに越したことはありません。なぜなら金融庁などから管理されておりませんので、以前はなかったトラブルが起きるケースもあることでしょう。

気軽に利用しない

最近はソフト闇金という新たな形態が増えてきています。
しかし、審査が甘いからと言っても利用してはいけません。例え少額で、すぐに返済ができると分かっている場合でも、手を出したら抜け出すことは難しいでしょう。
利用者が居るからこそ、闇金も存在できています。そのような怪しげな業者は絶対に利用しないという人がほとんどになれば、自然にこの世の中から無くなっていくことでしょう。
その為にも、お金は正規の貸金業者から借入してください。
また、どうしても審査が通らない方は安全なクレジットカードの現金化を活用する方法も良いことでしょう。