私がクレジットカード現金化で失敗したケース

クレジットカード現金化業者にやめるように言われ

あれは2年ほど前の経験で、今でもしっかりと記憶があります。とある事情で急な現金の入用が発生し、クレジットカード現金化を試みました。
当時の事業も上手くいっていなかった事情もあって、どうしてもお金が必要だったのです。利用したところは以前から気になっていたサイトで、ネット上に広告を出していた「S社」です。
だけど、やり取りの中でクレジットカードの現金化は失敗してしましました。結果自体は失敗といった形になりますが、どちらかと言えばS社のスタッフがたまたま親切でしたので、貴方のような方はやめた方が無難だと言われて、自ら止めたような形でした。
つまり、カード現金化を諦めたと言った方が正確かもしれません。

現金化業者とのやり取り

親切丁寧
私は2時間程度話し合いました。やや長いと思われるかもしれませんが、私が初心者といった事情もあって、

  • クレジットカード現金化の基本な説明をうける
  • 細かい質問を何度もする

といった状況が長くなったと思います。

クレジットカード現金化が不安になる言葉が

私は遠慮なく質問していたら、担当者は次のように私への回答をしてきました。
「クレジットカードの利用枠そのものを現金化していく形ですので、実質的にはカード会社である貸主側を欺くといった面もあります。そうした仕組みですのでY(私)さん、貴方にはこのまま現金化をしていく勇気はありますか?」

クレジットカードを現金化するのをやめた

ストップ
正直、当時の私はそこまで考えてはいませんでしたので、本当にこの時は迷いました。カード会社自体が私の貸主になりますので、実質的にS社の担当者の方が言われたように、カード現金化そのものが欺く行為になってしまいます。本当にこの時は、私の頭の中はこれからの将来に不安が一杯になりました。

更にはS社の担当者の方は続けて

「現金化業者の中にはですね、クレジットカード情報を訊き出してブローカーや闇金へ売り渡しているところもありますよ。たまたま貴方が申し込んだところが私達だったから良かったものの、それが他社だったらどうなっていたでしょうかね。」

このような内容の回答を続けてきましたので、これは止めた方が良いと思い、私は現金化を諦めることになりました。

失敗した私の感想

体験談

こうしたクレジットカード現金化を踏みとどまる形でしたが、この失敗は正解だったと私は確信しています。
その理由の一つに自己破産した経験がある点です。何とクレジットカード現金化をすると自己破産ができない場合もあるようでした。

現金化業者の親切な対応で助かった

裁判所

親切に色々と教えてくれたS社でしたので、私がまた簡単に自己破産を考えるとも思って注意してくれたんでしょう。
イザという場合に備えて、最後の手段である破産宣告が出来なくなったりしては、元も子もありません。それだけに、S社側があえて失敗させたような形にも今は思えます。
最初は面倒な客だなと思われて、脅して断ってきたんだと思っていましたが、そんなことはなかったのです。

その後も現金化をすることは無かった

当時を振り返ってみると、S社のスタッフの方の話を聞いた事は決して間違いでは無かったと確信をしています。S社のスタッフの方から言われた言葉が現在も忘れられませんので、それっきり、クレジットカード現金化は一度たりともしてはいません。
やはり、同業界の関係者から言われた内容でしたので、そうした意味あいもあって現在も良い教訓になっています。私みたいな破産経験者はクレジットカード現金化を頼ると失敗するのです。