家賃・通信費・保険料の見直しこそ節約術のキモです!

貯金を増やすには節約が一番

貯金をする最大のコツ、それはひたすら節約に励むことです。では、具体的にどう節約すれば貯金を増やすことができるのでしょうか。

間違った節約法

空腹で仕事に集中できない

節約術の基本と言えば食費を削ることですが、だからと言って明日から食べるものを減らそう、こう考える方が世の中には多いのですがこれは節約術として間違っています。
なぜなら、食事は一日を快適に過ごす為のエネルギー源だからです。ここを削ってしまうと確かに節約にはなるかもしれませんが、その分仕事のパフォーマンスが悪くなったり、体調を崩して病院にかかる結果になってしまうので、時として貯金がマイナスとなってしまうのです。もちろん外食中心の方は自炊生活に変える方法は大いに効果がありますが、お忙しい方は睡眠時間を削ってしまい、これも仕事もパフォーマンスを落とす結果となりえますので、休日などは自炊して節約する等とした方が良いでしょう。

筆者がおすすめする節約術

それなら、いったいどこを削れば良いのかという話になりますが、これは簡単です。節約するなら、家賃、通信費、保険料、この3つを削るべきです。
この3つであれば、日常生活にあまり影響を与えないからです。住む家のグレードを落とすだけで年10万円、場合によっては20万円以上節約することができますし、スマートフォンのキャリアを変えるなどして通信費を削れば、これも年10万円以上節約が可能です。保険も本当に必要な物だけにして、他は解約してしまえば年間数万円の節約になります。
これらを見直すだけで年間30万円以上節約が可能なのですから、食費をちまちま削るくらいならこの3つの固定費を削るようにしましょう。

通信費の見直しが一番効果的

携帯代を節約

この中でも特に重要なのが通信費です。家賃を見直すとなると引っ越しの準備が必要ですし、その他色々と調整すべき点があるのですぐには出来ません。保険料は節約してもそこまで大きな効果は得られません。そこで今すぐにでも節約ができて、効果が高い通信費をまずは見直してみましょう。

通信費を削る方法は2つ

キャリアを変える点と、スマホや携帯の契約を打ち切ることです。

格安スマホに変える

現在大手キャリアでスマホを契約すると月の使用料金が5千円、多い人の場合1万円近く掛かってしまいますが、格安スマホなら2千円から3千円ほどに抑えることができます。ただ単にキャリアを変えるだけで、費用を半減できるのですからやらない手はないでしょう。

格安スマホの欠点

もちろん格安スマホにもデータ通信量が少ないとか、サポートが弱いので困った時は自分で解決しないといけない等の欠点があります。
ですが、プライベートでしか使用していないスマホでしたら、それらの欠点は致命的なものではないので迷わず乗り換えるべきでしょう。

無駄な携帯電話は解約

他にも複数台スマホを契約している人や、あまり必要がないのにスマホを契約している方はこの機会に解約してしまうと良いです。そうすれば、さらに節約術を極めることができるでしょう。家族が4人、5人いる方なら、この2つの方法で年間10万円の節約が可能です。

さらに節約したい方の為に

これ以上節約をしたいなら、家賃の見直しを考えましょう。

家賃の削減方法

郊外のアパート

引っ越しは今すぐ出来ないので、気長に良い物件が出るのを待つ必要がありますが、駅から少し遠くなる等の不便を我慢すれば月1万円は家賃削減ができます。
それ以上削りたいなら不動産会社と交渉する必要がありますが、あまり人気のない物件ならかなり家賃を値引いてくれるケースもありますのでダメ元で交渉してみると良いでしょう。

保険の解除

保険証券

通信費と家賃を見直したら、最後にやるべきことは保険の契約解除です。日本には高額療養費制度がありますので、家計の厳しい人が無理に保険に入る必要はありません。
完全に保険から抜けるのは不安な方は、安い掛け捨ての保険に入ると良いでしょう。それなら月3千円もあれば入ることができます。
しかし保険は何かあった時に助けられるものですので、私はお勧めしません。特に任意保険は相手にも迷惑が掛かりますので、解約してはいけません。

この3つを見直せば、節約術は完成します。さらに節約術を極めたいなら、ネットのプロバイダーの見直し、教育費の見直しなどに手を付けていくのが効率的です。
食費などの変動費より、家賃などの固定費を削っていった方が簡単に家計を改善することができるという点を忘れないようにしましょう。そうすれば年間50万円、100万円の節約も夢ではないでしょう。