デビットカードで現金化はできるの?

最近日本でもデビットカードを利用する人が増えているようです。ところでクレジットカードとデビットカードって何となく似ていますよね。
ここである疑問が生まれます。
「ひょっとしたらデビットカードでもクレジットカードと同じように現金化ができるのでは?」
今回はそんなデビットカードにまつわる素朴な疑問にお答えしたいと思います。
デビットカードで現金化はできるの?

結論から言いますとデビットカードを利用した現金化はできません。
できたとしても損をします。
どういう事なのか。
それではまず基本的なデビットカードのしくみについて解説したいと思います。
デビットカードの仕組みを理解しましょう。

デビットカードは決済するタイミングで口座からお金が引き落とされます。この点がクレジットカードとの大きな違いです。銀行口座を持ち歩くようなイメージですね。
クレジットカードの支払い方法は後払い決済となります。つまりクレジットカードを使う場合、その瞬間に口座から引き落とされるわけではなく、1カ月後に口座からまとめて引き落とされる仕組みです。
本人の口座から支払われるまで、カード会社が代わりに立て替えている状態となります。
なぜデビットカードじゃ現金化ができないの?
簡単に言ってしまえば『口座にある以上のお金を利用することが出来ないから』です。
口座にお金があるのならそこから現金を引き出せばいいだけです。
ですがクレジットカードの現金化に関して言えば、今現在お金が口座に無い状態の方でも利用することが出来ます。ですからクレジットカードの現金化には魅力があるのです。
もしデビットカード現金化をしたらどうなるか?
答えは手数料の分だけ損をします。
例えば換金率90%の業者で、デビットカードの現金化を依頼するとします。業者が用意した10000円の商品をデビットカードで購入したら
換金率90%ですので、9000円キャッシュバックされます。しかし結局口座から10000円引き落とされた後に90000円キャッシュバックされたところで、単純に計算すると
9000円-10000円=-1000円となってしまいます。つまり1000円のマイナスになってしまうんです。
立替え機能があるデビットカードがあれば現金化が可能なところも!
しかしデビットカードを利用してクレジットカードと同様に現金化が可能な方法があります。当座借越機能や立て替え機能があるデビットカードを利用した方法です。
当座借越機能・・・定期預金を担保にして口座の金額以以上のお金を自動融資ができます。
立て替え機能・・・口座にお金がない場合、不足分を立て替えてくれる機能です。例えばイオンデビットカードは10万円以下までなら立て替えが可能となります。
これらの機能があるデビットカードは口座に金額がなくても利用ができるので、現金化ができます。
最後に注意点が1つ!

デビットカードでの現金化は対応してくれる業者さんは少ないです。よって基本的にはデビットカードでの現金化は個人で行う必要があります。
勿論個人でも現金化はできなくありませんが、あまりおすすめできません。
なぜなら自分で換金率が高い商品を選ばなくてはいけませんし、購入した商品を買い取り店舗に持ち込む(もしくは輸送)しなくてはいけません。
無駄な時間、コストがかかるのでお世辞にも効率が良いとは言えません。
また現金化は慎重にやらないとカード会社にばれてしまう恐れが高いので、最悪カード利用停止の処分を受けることもあります。
その点、業者に現金化を依頼すれば、そういったリスクを回避することができます。
換金率の高い商品をチョイスしてくれますし、個人にかかる負担も少ないです。入金スピードも速いのも魅力です。
ですので結論としてはデビットカードでの現金化はおすすめしません。
クレジットカード現金化は業者に依頼しましょう。